先進医療とは先進性の高い医療技術のことです。
先進医療とは厚生労働省が承認した先進性の高い医療技術のことです。「先進医療」の医療技術は一定の治療効果と安全性が確認された最先端の医療技術で高度な技術レベル・施設基準を満たした医療機関のみで受けることができます。 医療技術ごとに適応症(対象となる病気・ケガ・それらの症状)および実施する保険医療機関が特定されています。 先進医療は、新たな医療技術の追加や保険適応へ移行する技術が削除されるなど、医療技術の内容・技術数は随時更新されます。
公的な保険診療との併用が認められています。
通常、公的医療保険(健康保険など)が適用されない医療を受けると医療費は全額自己負担となりますが、「先進医療」制度では、公的な保険診療と保険外診療の併用が特別に認められています。 先進医療を受ける場合は、先進医療部分の費用は自己負担になりますが、一般の治療と共通する部分の費用は公的健康保険の給付となるため、患者さんの費用負担が軽減されます。
先進医療の費用は全額自己負担になります。
命にかかわる重病や大けが、治療が困難な病気にかかったら、治療効果の高い可能性のある最先端の治療を受けたいと思うものです。 しかしながら、先進医療の費用は高額になる場合も少なくありません。 少額の治療は10万円前後から高額な治療になると300万円程度と高額になる場合もあります。
先進医療特約の保険料は?
保険会社各社の医療保険には基本的に先進医療特約を付加できることができます。 保険料は保険会社によって様々ですが、一般的に月数百円程度で付加することができるので、保険見直しの際は一緒に検討することが望ましいでしょう。 保障選びのポイントは通算の支払額はいくらか、先進医療の範囲に制限はないか、保障期間は一生涯かまたは更新型なのか、など確認することをおすすめします。