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更新日:2020年10月10日

20代の保険の選び方(夫婦子供のなしの場合)

20代の保険の選び方(夫婦子供のなしの場合)

就職や結婚、子育てが始まる方もいらっしゃる20代。

20代の方々には「保険」といわれてもピンとこない方たちも多くいらっしゃるかと思いますが、

これから長く続く人生において、保険というのはとても重要な役割を担ってきます。

保険というのはリスクを比例しますので、年齢が上がるほどに月々の保険料も上がるというのが、世界中どこの保険でも原則となっています。

若いうちから備えることで、出費を抑えつつ将来の不安を少しでも軽減するために、20代から保険について知識を持っておくとよろしいかと思います。

自分にあった保険を選ぶためのポイント

保険の種類

保険と言っても、死亡時に備えた死亡保険や、病気や怪我に備えた医療保険など種類は様々です。

勧められるままに保険に加入してしまうと、本当に必要なときに十分な保障が受けられなかったり、複数の保険に加入することで保障内容が重複してしまい余計な費用がかかっていたりしてはもったいないですね。

そこで保険を選ぶときには、

「なんのための保険なのか」

「保証内容はどんなものなのか」

「本当に必要なものなのか」

これらのポイントをしっかりと見極めて、本当に必要な保険を選ぶ必要があるのです。

夫婦

独身世帯と違い、パートナーがいる場合は自分だけでなく「家族も困らないように」しておかなくてはいけません。

そしてそのパートナーが「就労者かそうでないか」によっても、選ぶべきポイントが変わってきます。

片働き夫婦の場合

夫婦のどちらかが家計を支え、もう一方が家事全般を担う「方働き夫婦」の場合は、収入を担うパートナーが病気や怪我になった場合、収入減となり家計に大きなダメージが起こります。

そうなった場合を想定して、「収入保障保険」や万が一の「死亡保険」へ加入しておくことをおすすめします。

収入保障保険

一方、家事を担っていたパートナーへは特に保険の必要がないかというとそんな事はありません。

パートナーが担っていた家事が滞り、今まで自炊で食費をコントロールしていたものが外食などになり、生活費が跳ね上がったり、治療費の捻出などにも費用が発生します。

当然万が一の場合の葬儀代も必要ですが、あまり貯蓄に余裕のない20代夫婦には大きな出費となります。

そのため、必要最低限の「医療保険」や「死亡保険」には加入しておく必要があるのです。

共働き夫婦の場合

共働き夫婦の場合、2人の収入で生活を養うことを前提にしている事が多い為、どちらか一方に何かあった場合は、家賃や生活費が足りなくなるなど生活そのものが崩壊してしまう可能性があります。

それぞれが収入を得て家計を支えているわけですから、どちらか一方の収入が減るということは家計にも大きな影響がでます。

併せて突然の病気やケガなどに見舞われた場合、上記「片働き夫婦」同様さらに治療費の捻出が必要となりますので、そちらのリスクヘッジも考慮しないといけません。

そのため方働き夫婦と違い、共働き夫婦の場合は双方に「収入保障保険」、「医療保険」をかけておくと安心です。

病気別入院日数

毎月の生活費、お互いの収入を洗い出し、万が一どちらか一方の収入が途絶えた場合を想定し、そちらを埋める資金のプランニングをすると必要な保障がみえてきます。

他方、1人の収入のみで生活が充分維持できる家計であれば、主となるパートナーを中心に保障をかけ、もう一方のパートナーは葬儀代として最低限の「死亡保障」「医療保障」でも問題ない場合もあります。

共働きとはいえ、個々のライフスタイルがありますので、それぞれに合ったプランニングが望まれます。

注意点

保険にはたくさんの種類があり、「医療保険」一つとってもその保障内容は様々です。

補償内容が手厚いほうが万が一のときは安心ですが、その分月々の保険料も上がってきます。

保険というのは、生活を支えるあらゆる手段の一つでしかありません。

入院したときにすべてを保険で賄おうとすると、保険料はそれだけ高額なものになってしまいます。

しかし、公的な保障や貯蓄などといった別の手段もあることを覚えておいてください。

また世帯状況だけでなく、サラリーマンかフリーランスかによっても必要な保障は変わってきます。

最適な保険内容を選ぶためには、まずはご自身のライフスタイルを正しく把握しておいてください。

ポイント

保険を選ぶ上で忘れてはいけないポイントが、「自分に見合った保険である」ということです。

みんなに人気だから良い保険というものでもありません。

内容をよく知り、本当に必要なものを選ぶことで過剰な出費を抑えることもできます。

年間医療費

年齢が行くにつれて医療費は増えていきますが、今は貯蓄に回したい、子供の教育費のほうが重要などその時々でお金を使う優先順位が違います。

あくまでも20代のライフスタイルに見合った、その時のベストプランを選ぶというものであり、

先を見越して過剰なまでの内容の保険に、今の生活を犠牲にしてまで加入する必要はありません。

今備えておくべき保険と、のちのち検討したほうがいいであろう保険というものをきちんと選別してください。

まとめ

ライフスタイルごとに必要な保険や選び方のポイントをご紹介してきました。

それぞれに必要な保険や補償内容が違うため、「20代の方にはコレ」というものはありません。

ただ、20代の方々に言えるのは「ライフスタイルは変わる」ということです。

自分が何を望むのか、どんな保障が将来的に必要なのか、わからないときは専門家に相談してください。

保険は人生における大きな買い物です。

保険加入をご検討する際には、まずは専門家にご相談してみてください。

【参考文献】

  • 生命保険文化センター「生活保障に関する調査」平成28年度第Ⅱ章 医療保障 直近の入院時の入院日数
  • 文部科学省「平成28年度子供の学習費調査」
  • 厚生労働省「平成27年度国民医療費の概要」
  • 総務省統計局『家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年)家計の概要~I 家計収支の概況(二人以上の世帯)』

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